日東工業株式会社
Nitto Industry Co.,Ltd.

 社長 小松の経営日誌

   

17年08月22日 (Tuesday)       酒場にて


 酒を飲むのが好きです。瀬戸内のうまい魚には日本酒。新鮮な野菜をオリーブオイルで和えたおかずにはワイン。
 出張先で良い居酒屋を探すのも楽しみです。好みの店は適度に古く、年季の入った木のカウンターがあるようなところ。あまり小さすぎたり、常連が目立ちすぎるところは入りにくい。酒や料理に情が感じられながらも、一人無言で飲んでいても許されるのが理想、なんて勝手なこと言わせてもらいます。でも、少なくなったんです、こういう店が。
 島根の工場の近くに気に入った店がありました、おばあちゃんとお母さんの二人でやっていました。残念ながら数年前、次のやり手がいないということでクローズとなりました。一方、広島で親父の店を子供が継ぎ、昔以上に繁盛しているところもあります。それなりに金をかけて店を改修し、モダンな店内は後継者と同世代のお客でにぎわっています。私は多少汚れていても古いままの雰囲気が好きでした。だけどたまにしか来ないこんなオヤジの好みに合わせていたら、今後のターゲットである若者需要は取り込めないですよね。
 自分に慣れ浸しんだものがづっと続けばそれは居心地がいいでしょう。仕事も自分の経験則が変わらなければやりやすいでしょう。しかし現実は変化、変化の連続であり、商売はこれに対応していかねばならないもの。電話の声はメールに。やっと覚えたパソコンもスマホに凌駕され、そして自動車エンジンは電気に変わりつつある...まあしょうがないかと思考はそこで断ち、冷酒のグラスを傾ける私でした。